外泊ニャン

吾が輩、

かれこれ外泊が続いておる。
あるじなどは寒くなれば帰るであろうなどとおもひておるやうであるが、この天然の毛皮をにゃめててもらつては困る。ましてや物騒な白君がうろうろしておると聞き及びては、仮にのんきなあるじにうながされ帰るには帰れても出る時に襲われたのではたまったものではないのであーる。
そこでさしずめきまえのよい供物に哲郎か知らんなどとはあるじにしてはよいアイデアではあるものの一通り出前を平らげておいてから鼻も触らせぬで置いたら
そうかそうかと喜んでおるようでアルカラどしがたひ。誤解がないように伸び―ッとしておいてやったのであるがどうにも伝わらぬやうである。

あなかしこあなかしこ

あなぐまが恋した物語GPS乙編

まんいんでんしゃのがくわりのようなまねをするんぢゃねぇdeガス!

さももったいぶって何を持ってきたかと食してみたら!なんとトンテキではないか!!
どこで手に入れたものかわからぬが、直火の強火において自らシミ出た油(これをラー油というかどうかはしらにゃい)にて外はカリッと中はジューシーに焼きあがる、網焼きにもかかわらず油で揚げた、しかも余分な脂は煙となつて消えゆく・・・ジュルッ
にゃほん、
かようなトンテキをさももったいぶって提供してくるものであるからとっととよこさぬかというかおもできぬのでサッとあるじの手から奪い取りひらりと逃げておいてゆっくりいただいておいたらニコニコ見ておるから・・・合掌

吾が輩ら もしくはキャッツら

むかひいでてそんした!
昨日などはささ身を寝ておるわがはいの口に放り込んできたからこのたびはどんなものをもてきたかと出向いてみたが、なんと何も持っておらぬ!このやうな事態はあるじはしばしばおこなうが雨の日においてはむかひいでた吾輩がなんとも哀れであるから主の手を猫パンチしておいたら、あとから申し訳なさそうに刺身をもってきた。刺し身があるなら最初から持て来ればよいものをという顔もできぬのであるじの生ぬるい手のひらをたまにカプリとやりつつぬめぬめといただいておいてからプイとしてやった。
当の主はうろんとかゆうものをすすりつつ、なんとも安い管理ぢゃわイヤーとかつぶやいておったとイーグル1がぼやいておつたが、はたしてなんのことであろうかしらん。


あなかしこあなかしこ

わがはい~重陽

右足を出して左足を出すと歩ける

あたりまえである。なんの見積もりがいるのかしらん。

大雨からしばらく見かけぬので心配しておつたらひょっこり歩いておるではないか、むろんこれはわがはいの主のことである。
お土産と称して何やらわけのわからぬものを食わそうとするのは毎度のことであるが、例によって一度うれしそうな顔をして食べてやったらちょろちょろもてきおるからいっぺんに出さぬものかと願わんわけでもないが例によってわがはいらのごとく毛の生えそろわぬ蒙古人においては期待するのも気の毒なのでそのままにしておいてプイとしたらなにやら先のミニ婦人のもとへ向かっての言葉がつぎのようなものであつた。
かぜをひいているの?
かしこいもんねー
主に感心されてもミニ婦人も甚だ解釈に悩むものと思わぬわけでもなかろうが夏風邪はあまりよろしくないから遠方より大事無き事を重陽を昨日に聞きつつ願うところなのでにゃーる。
あなかしこあなかしこ

散文詩 吾輩

散文詩ミニ 2017夏

緑膿菌っぽいのにやられて瀕死だったミニ
見事に回復。でもやせた。
お庭の森が半分になって夏バテ。
夜食はもらえず夏バテ。
刺身でV字回復!三毛のツヤを取り戻す。
にんげんばっかりうまいもんひやがつて
たけきよもつひにはほろびぬ、

とは思っておりますまい、たぶん。

最後の一切れと見極めるやぱくっと加えてきゃつらが陣地へ引き上げる技、マナ猫ながらあっぱれでござる。

しかし同夏たのであらうか、コンピ歌にむかひ樽からまんだーぞくどもは長き夏の夜に何処に集うか

ごーしゅごーしゅしゅらしゅらしゅしゅしゅ・・・ワラ