わがはい~重陽

右足を出して左足を出すと歩ける

あたりまえである。なんの見積もりがいるのかしらん。

大雨からしばらく見かけぬので心配しておつたらひょっこり歩いておるではないか、むろんこれはわがはいの主のことである。
お土産と称して何やらわけのわからぬものを食わそうとするのは毎度のことであるが、例によって一度うれしそうな顔をして食べてやったらちょろちょろもてきおるからいっぺんに出さぬものかと願わんわけでもないが例によってわがはいらのごとく毛の生えそろわぬ蒙古人においては期待するのも気の毒なのでそのままにしておいてプイとしたらなにやら先のミニ婦人のもとへ向かっての言葉がつぎのようなものであつた。
かぜをひいているの?
かしこいもんねー
主に感心されてもミニ婦人も甚だ解釈に悩むものと思わぬわけでもなかろうが夏風邪はあまりよろしくないから遠方より大事無き事を重陽を昨日に聞きつつ願うところなのでにゃーる。
あなかしこあなかしこ